2009年、齋藤真嗣さんというドクターの著書に「体温を上げると健康になる」があります。
結構、書店に平積みされていましたので読まれた方もいらっしゃるでしょう。
低体温が万病の元である旨の内容を分かりやすく説明されています。
「体温が1度下がると免疫力が30%ダウンする
逆に体温が1度上がると免疫力は5倍から6倍アップする
低体温は免疫力を下げ、ホルモンバランスも崩れ、がん細胞などが活発化する負のスパイラルに陥る。
だから逆に体温を上げる生活習慣を身に付ければ病気から身を守ることが出来る」
といった内容です。
日頃から自分の平熱を測り、36.5度~37.1度の間に入っているかチェックの必要性を指摘されています。
確かに、ドクターに平熱は何度ですかって聞かれても瞬時に答えられなかったので、この本を手に取ったきっかけに体温計をチェックするようになったものです。
36度はあるだろうと思い込んでいたのが、意外にも35度台だったことにびっくりしました。
即発散出来るストレス以外に、仕事に対する責任も重くなってくる年齢になってくると
慢性化するストレスが知らぬうちに低体温に繋がっているのだなと改めて意識させられました。
少子高齢化が進み、認知症罹患率の増加、老老介護の実態などマスコミが取り上げていますね。
人間として生まれてきたからには、健康長寿で生涯を全うすることが幸せな人生の歩み方でしょうが、現実はなかなか思うようになっていないということですね。
母親がガンと闘病している間、病院見舞いを続けている中で、随分いろんな病気で苦しんでいる人がいるものだと思い知りました。
隣の患者さんが今日もお母さんのお見舞いですかとやさしくお声がけして頂いた上品な婦人が、数日後には逝去されたというショッキングなことなど、医療機関に足を運ぶと、終末期を迎えた人々の苦渋に満ちた声が聞こえてくるような心地でした。
家内も肝臓疾患(膠原病)で定期検査や投薬治療を行っていますが、親族が健康を損ねると、心底健康のありがたさを痛感させられます。
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